新駅

5月のエントリーで触れた新幹線南琵琶湖駅の建設についてのニュースが毎日のようにテレビで紹介されている。

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もったいない県政:攻防 嘉田知事、初の県議会 新駅「凍結」明言 /滋賀

 ◇大津北部のごみ焼却施設も
 嘉田由紀子知事の初議会となる7月定例県議会が26日開会。選挙で「もったいない」と批判してきた東海道新幹線新駅の「凍結」の意思を明言するとともに、大津市北部の大規模ごみ焼却施設の凍結を表明し、県内6ダム計画について「適切な解決策を見いだしていきたい」と述べた。【服部正法、森田真潮、高橋隆輔】
 県議会事務局は先着115席分の傍聴券を配布したが約150人が傍聴を希望し、議場に入れない人は県庁内のモニターで見守った。嘉田知事の所信表明は午前11時40分過ぎ開始。県政改革の柱として(1)財政再建を中心とする行財政改革(2)自然の再生と復元(3)未来を担う人育てを挙げた。施策と事業の仕分けが必要とし、外部メンバーによる「施策・事業見直し会議」を設置するとした。
 さらに「発生抑制・資源循環型」の廃棄物政策への転換、栗東市の「RDエンジニアリング」社管理の産廃処分場跡地問題の解決の意向なども明らかにした。
 傍聴者の栗東市六地蔵、片岡秀之さんは「オール野党の中で大変だろうが、がんばってほしい」。テレビで傍聴した京都精華大4年で嘉田ゼミ所属の森由貴さん(21)は「授業などで聞いてきた内容を実践して行く覚悟だと分かりうれしかった」と話した。
 嘉田知事は所信表明後に会見。20日の初登庁時に「破棄」まで踏み込んで発言した新駅の工事協定について、県、栗東市、JR東海など4者の「合意のもとに解除させてほしい」と合意形成を重視する考えを示した。
 県議会最大会派「自民党・湖翔クラブ」は26日、新幹線新駅について建設推進という会派の方針を確認。黒川治会長が会見で明らかにした。また、知事選で嘉田知事を推し、21日に会派離脱を勧告した近江八幡市選出の冨士谷英正県議について、26日付で会派から除籍すると決定した。
 一方、知事選後に「凍結支持」に転換した第2会派「民主党・県民ネットワーク」は「限りなく中止に近い凍結」という表現に当惑ぎみ。出原逸三代表は「我々はマニフェストに沿った『凍結』を支持した。中止となると問題も出てくる」と話し「凍結のプロセスを明確に聞かせてほしいと思っているので(所信表明で)出なかったことが残念だ」と述べた。
 ◇政策実現へ「対話」--所信表明要旨
 戦後60年、物質的豊かさにかげりが見え始め、国や自治体は大きな借金を抱えることになり、自然の破壊も進んだ。時代の転換期に当たり、県政改革が求められている。私はその改革の柱をしぼり、三つの「もったいない」と表現した。
 一つ目は「税金のむだづかいもったいない」。財政再建を図る観点から、負担の大きい▽栗東市の新幹線新駅▽琵琶湖周辺の六つの大型ダム▽大津市栗原の廃棄物処理施設の三つの公共事業を凍結・見直したい。
 新幹線新駅は乗り換えが不便で停車列車が少ない。選挙で約束した「限りなく中止に近い凍結」の方向に県民の意思が示された選挙結果を厳粛に受け止め、実行に取り組む。凍結には協定の当事者である4者の合意が必要。既に駅の工事が始められ、区画整理事業も進ちょくし、多くの課題が山積している。県議会の皆さんの意見を伺った上で、県として対応策を取りまとめ、私が自ら先頭に立ち、県として関係者との対話を尽くし、凍結に向けての合意が図られるよう精いっぱい努力する覚悟だ。
 二つ目は「琵琶湖や自然本来の力、壊したらもったいない」。長い歴史をもつ偉大な宝である琵琶湖を生き返らせる仕組みの実現に向けて取り組む。具体的には県内に国と県が計画している▽丹生ダム▽大戸川ダム▽永源寺第二ダム▽北川第一ダム・第二ダム▽芹谷ダムの6ダム。個別のダムの必要性、財政的措置、自然環境保全とのかかわりなどから適切な解決策を見いだしていきたい。
 大津市栗原の自然豊かな里山地域に計画されている廃棄物処理施設については、計画が大量廃棄の発想から脱却していない。まずはごみ減量の取り組みを徹底して検討する。
 三つ目のもったいないは「子どもや若者の自ら育つ力、損なったらもったいない」。
 政策を実現するための基本的な方法は「対話」。議員はもちろん、県民と対話を重ねる中で、参加と提案の県政を実現する。

(7月27日朝刊)
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建設反対の議員がわずか3名という中での初議会。
県議の「学者としての意見としてはいいが、政治家としてはねぇ」の発言が最も政治家らしくないと感じた。
更に私はその新駅着工のイベントに参加した際、議員の方々のシンポジウムだったか何かを少し聞くことが出来た。
(シンポジウムの会場外広場ではライブやフリーマーケット等が開かれ、一般の人間は広場から会場には入ることが出来ない仕組みのようだったが、控え室が建物内にあった)
「外では建設反対とか言うておる馬鹿な連中がおりますけれどもね」
議員の方々はさらっとこういう事を仰るのだとあらためて驚いた。なるほど、馬鹿で片付くのか。

県民に選ばれた知事とはいえ、勿論県民の中にも新駅からの発展を夢見る人もいるわけで、その上議会がこんなに偏っていては嘉田さんも非常に苦しいスタートだろう。
もう既に米原と京都という停車駅があるというのに建設されようとしている新駅。
他県の住民で、自分が直接関わっていない一個人として、先ずは知事にエールを送りたい。

「いままでかけたお金がもったいない」という県議&栗東市と、
「今まで払った200億弱を考えても、新駅にかかる600億以上がもったいない」と主張する新知事。
これからの動きが気になる。
何にせよどちらも県民の意思を尊重してほしいと思うが、どうなるのだろうか。

投稿者:mizuno 2006年07月27日 18:48

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