Kyoto International Music Students Festival 2006

京都国際音楽学生フェスティバル、ついに出番が終わりました。
今回私達同志社女子大学のメンバーは日本代表ということで演奏しました。
曲目は今年2月に他界された伊福部昭氏の日本組曲。
滅多に経験出来ない栄誉なことだったと今更ながら感じています。

毎年京都府民ホール・アルティにて行われているこの音楽祭、5日間にかけて10カ国の音楽学生が出演します。
今年は自分の出演する日も含めて3日間参加することが出来ました。
自分と似た歳の各国の音楽学生の演奏を見て、レベルが違う、の一言でした。
その中でもダントツで目を引いたのがイタリア・ヴェルディ音楽院の弦楽カルテット。
ファーストVnのAlessandro君はまずオーラが違いました。出音、音の質、動き、何もかもが違い、私の周りに無い奏法・パフォーマンスを見せ付けられました。
そしてなんとチェロのGabriele君は18歳。
どうやら彼、6歳の頃からヴェルディ音楽院で学んでいるらしく、今回はセカンドVnを担当するお姉さんと一緒に来たようです。

他にもプラハのチェリストやコンセール・ヴァトワールのホルン、ジュリアードのヴァイオリニスト等色々な楽器・声楽の演奏を聴き、彼らに多くのことを教えられました。
まず楽曲の愛し方が全く違う。
楽器への触れ方が全く違う。
ああ、こんな風に弾いてもらえてこの曲は、この楽器は幸せだろうなと感じる演奏でした。

名門の学生と(一応)同じ立場で、そしていつもの奏法とは全く違った奏法で
日本組曲を演奏するというプレッシャーはなかなかのものでしたが、滅多に出来
ないいい機会に恵まれたと幸せに思っています。

最後の大合奏(これには参加出来ませんでした)では何度も涙が出そうになりました。
私よりも年下の学生も沢山いましたが、本当に皆かっこいいな、美しいな、と思うと同時に、彼ら一人ひとりが努力の結晶なんだと感じました。その結晶が輝きあって、本当に素晴らしい音の波となったと思います。

言葉を交わす暇も余り無い練習の中で、参加者は皆音楽で語り合った…というと言い過ぎでしょうか?
でも、この瞬間に国境は無いと感じられたのは確か。あ、私って単純?

音楽って、すごい!


(今回の模様が7月16日(日)NHK教育TV「芸術劇場」にて放送される予定です。
 是非ご覧下さい)

投稿者:mizuno 2006年06月01日 18:20

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